「文章を書くのが苦手で、いつも手が止まってしまう…」
「伝えたいことがうまく伝わらない…」
そんな風に、文章に対して苦手意識を持っていませんか?
特に私たち40代は、これまで仕事で“伝えるスキル”を本格的に学ぶ機会も少なく、文章で人を動かす経験があまりないままここまで来てしまった──という方も多いはず。
実際、私も昔は文章を書くたびに上司に「で、結局何が言いたいの?」と詰められ、ますます書くのが怖くなっていきました。
うまく伝えたい気持ちばかりが先走り、気づけば冗長で読みにくい文章に…。
でも、副業を始めて痛感したんです。
「文章力こそ、稼ぐために必要な武器だ」と。
SNSでの発信、ブログ、営業メール、クラウドソーシングの提案文──
何をするにも「伝える力」がなければ、仕事のチャンスすら掴めないのが現実でした。
今回の記事では、副業歴6年の私が、なぜ40代こそ文章力を磨くべきなのか、そしてどうやって“伝わる文章”を身につけていくかについてお伝えしていきます。
本業にも副業にも活かせる内容なので、ぜひ最後まで読んで、一緒に「文章力」というスキルを武器にしていきましょう!
・40代から文章力を磨くべき理由がわかる
・40代から文章力を磨ける具体的な方法がわかる

だけど、文章力なんて生まれ持ってのセンスでしょ……

文章力は40代からでも磨けるよ!
40代から文章力を磨くべき理由5選

私たちは普段、当然のように会話や文章でコミュニケーションをとっています。
最低限の会話や文章力があれば、日常生活を送る上では大きな支障がないため、表面的には文章力の重要性に気づきにくいもの。
しかし、本業や副業などのビジネスの場では、文章力が「ある・なし」で稼ぐ金額も決まると言っても過言ではありません。
なぜなら文章は、気持ちを伝える行為であると同時に、気持ちを読み取る行為だからです。
人は感情で動くもの。
伝え方次第で、相手の共感を得て、感情に刺さる文章を書くことができます。
少し前置きが長くなりましたが、40代から文章力を磨くべき理由について5つ解説していきましょう!
文章力は廃れることがないスキル
文章力は今後も廃れることのないスキルです。
なぜなら、いつの時代もコミュニケーションをとる手段は言葉以外の方法がないからです。
どれだけ頭の中で思考をめぐらせても、言葉や文章にできなければ相手に伝わることはないですよね?
頭の中で考えたことを言語化して、文章化する。
この文章力スキルは他のスキルでは代用できない唯一無二のもの。
特に個人でも影響力を持てるようになった今の時代は、「発信力」がより重要視されるようになり、その根底にあるのも、やはり文章力です。
40代はすでに文章力に長けている
日々の仕事場でのコミュニケーション、メールや企画書など、ビジネスで普段から文章に触れる機会の多い40代は文章力に長けていることが多いんです。
以下に40代が文章力に長けている理由です。
- 20代では得られない、知識と経験の多さ
- 成功や失敗体験など、一次情報から生まれた文章のリアリティさ
- 感情表現の豊富さや、論理的な思考からくる文章の正確さ
「いやいや、文章が上手なんて言われたことないよ」と思われた方もいるでしょう。
しかし、長年の仕事で培ってきた専門知識は、見る人にとって納得感を与える上で非常に重要な要素です。
すでに備わっているスキルから横展開させるためにも、文章力にさらに磨きをかけていきましょう。
動画でもテキストでも文章が基本
動画でも、テキストでも文章が基本です。
動画でも台本を作成するのには文章力が必要。
しかし、副業に限らず、娯楽でも今は、YouTubeやTikTokなどの動画媒体が主流となっています。
特に活字離れが進んでいる現代は、本やテキストだけの視覚だけでしか得れない情報よりも、気軽に情報が得れる動画媒体の方が、ハードルは低いでしょう。
特に今は音声学習が流行っているのも、視覚情報よりも聴覚情報の方がストレスがかからないことが要因です。
抽象化して考えると、動画は言葉、テキストは文字で伝えるといった違いだけあり、共通するのは文章力ということになります。
それに、重要だと感じたことは、テキストでも動画でも、メモをとったりしますよね?
必要なことを記憶したいときは、文章に書きおこした方が記憶にも定着しやすいからです。
文章力は汎用性が高い
結論、どの副業においても文章力は汎用性を効かせることができます。
特にブログやSNSを活用する情報発信系の副業には、文章を通じて、他人からの共感を得ることが必須。
もちろん、一方通行のみの情報発信だけでなく、クライアントワークにおける営業系の副業においても、信頼性を築く上では文章力は重要です。
文章力にセンスは必要ない
「自分には文章を書くセンスがない……」
「文章を書くのが苦手……」
と言った声をよく聞きますが、文章力にセンスは不要です。
もちろん、村上春樹のような小説家になりたいのなら、生まれ持った文章力のセンスは必要かもしれません。
しかし、この記事を読んでいる読者は、副業で稼ぐために文章力を磨きたいと考えている人が大半でしょう。
そのために必要な文章力とは「わかりやすくて、読みやすい」文章のこと。
知識を身につければ、誰もが一定以上の水準に達することは可能です。
40代からの文章力の磨き方5つ

文章力の必要性についてはご理解いただけたかと思います。
とえいえ、「文章力ってどうやって磨くの?」と言った疑問が残りますよね?
ここからは、今すぐからでも取り組める文章力の磨き方について具体的な方法を5つご紹介します。
読書をする
読書は誰でも簡単に取り組むことができ、文章力を磨くことができる方法。
読書をすれば上手な文章に触れることができるため、自然と文章力は向上します。
まずはジャンルは問いません、読むことから始めていきましょう。
できれば自分の副業に関連する本を読むことで、さらに知識も手に入るれることができるのでオススメです。
同じジャンルの本を4冊も読めば、本質も掴め、理解も深まります。
また、私が実感している読書の効果については、こちらの記事にて詳しく解説しています。
文書力を磨けること以外にも読書は多くのメリットがあるので、ぜひ一読していただき、読書効果を実感してください!
書く習慣を身につける
読書で得た知識を文章力の向上に繋げるには、アウトプットが必要。
なぜなら、本を読むのはあくまでもインプット行為だからです。
本を読めば、そこから得た知識や気づきがあるはず。
そのことを自分の言葉で、学んだことや気づきをノートに書けば、自然と文章を書く習慣が身につきます。
ただし、1つ注意しておくことは、思考停止で書かないこと。
自分の意見や主張を一行でも書くことで、さらに思考力が深まり、文章力を飛躍的に伸ばすことができます。
フィードバックを受ける
書いた内容を第三者に見てもらうことで、フィードバックを受けることができます。
フィードバックを受ければ、改善点や修正点を見つけることができ、文章力の向上に役立ちます。
文章は相手に読んでもらうことを前提に書いているので、客観的な視点で評価してもらうことが重要です。
身近にフィードバックを受けることができなければ、ブログやSNSを使って情報発信していくのもいいでしょう。
情報発信をすることで、第三者のリアルな声が聞けることは最高のフィードバックにつながります。
始めは文章を見せることに抵抗感があるかもしれませんが、継続していけば、自然と慣れてくるので積極的に発信していきましょう。
推敲する
推敲(すいこう)とは文章を練り直すこと。
フィードバックをもとに文章を推敲することで、さらに文章がブラッシュアップされ、文章力が磨かれます。
完璧な文章など存在しませんが、推敲を重ねることで徐々に文章は洗練されていきます。
推敲なくして文章力の向上はないので、繰り返し推敲していくことで、徐々に自分の書いた文章の不自然さや冗長さに気づけます。
ライティングを学ぶ
ライティングは本で学ぶことも可能です。
ですが、できるだけ早く文章力を磨きたいのであれば、有料講座を受けることもオススメ。
お金はかかりますが、プロの添削を受けることで、迷うことなく文章力を磨くことができるでしょう。
副業で稼ぐには、間違いなく文章力が必要です。
今はオンラインでも学べる講座もあり、忙しい40代にとっても自分のペースで学べることができるのは嬉しいですね。
こちらの記事では、副業で稼ぐ上での必須のスキルを3つ紹介しています。
また、おすすめのライティングスクールについても紹介しているので、気になる方は一読必須です。
文章でお金を稼げるようになれば、講座代は回収できるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょう。
40代の今こそ、「伝える力」を手に入れよう

この記事では、40代の副業において「文章力」がどれほど大切かをお伝えしてきました。
副業を始めたいけど、なかなか成果が出ない…
そんなときに足りないのは、スキルよりも「伝え方」かもしれません。
私自身、文章を学び始めてから本業のコミュニケーションがスムーズになり、副業でも仕事の幅が広がってきました。
そして何より、「自分の言葉で誰かに価値を届ける」ことが、これほどやりがいのあることだったとは——そう実感しています。
40代は決して遅くありません!
むしろ、経験や想いを“言葉”にできるからこそ、あなたにしか書けない文章があります。
文章力は、一生モノのスキル。
このスキルを武器に、これからの副業人生をもっと豊かにしていきましょう。
あなたの言葉が、誰かの心に届く日を楽しみにしています。
それでは最後に復習です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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